本当に速いスピードで、AI技術やセンサー技術、データ処理技術が進んでいます!

我々税理士も、AIによって仕事がなくなると言われています。まあ相談業務だけは残って、その件は総務省のAIにアクセスしてください。その件は国税庁です、とかのナビゲーションですかね。

会計とか申告とかの事は今でも業務ソフトが税理士より優れているので、我々は単に適切なソフトを使えるオペレーターに過ぎません。だから税理士の仕事がなくなるのはAIのせいではないのです。

行政機構からグレーゾーンをなくしてしまおうという方向性が、我々のような稼業を滅ぼしていくのです。通達行政と言われる細かい指示、受け答えのマニュアル化等により、今の中堅以下のお役人達は応用が利きません。決まったことをそのままやり、決まっていないことは何もやらない。本来行政とと言うものは、公務員(前提として私利私欲に走らない!)の裁量でグレーゾーンを判断し運用するための存在でした。緩やかな統治。江戸期以降、西郷隆盛や二宮尊徳など優良な民政家もうみ、数々の悪代官も生んできた裁量行政ですが、それをなくしてしまおうというのが政府の方向性です。

裁量の余地をなくしグレーゾーンをなくせば、税務署も市役所もすべてAIで代行できるようになる。当然我々みたいな士業(税理士や司法書士、社会保険労務士等)は不要となるわけです。公務員もいらなくなるはずですが、たぶんAIのお守り役みたいな理屈で生き延びるでしょうね。

でもこれはとても怖い話なのです。例えば市役所などでは、地域住民の声は民生委員や自治会や市役所の窓口から届けられ裁量され、少しは行政に反映させてきました。現在はもう民生委員も自治会も機能していません。オンブズマン制度や各種地域住民参加型の委員会を作っていますが、地域住民の声ではなくそれぞれの個人の声です。行政がAI化されれば、ますますAIにアクセスする人のデータだけが蓄積され学習され、AIにアクセスしない人は阻害されたまま、AI側では人口のひとりだけれど何の人格も人権もない人になっていきます。怖い話です。

ところでマイナンバーカード、システム障害でいろいろ遅れて、今や時代に取り残されそうな感じですね。個人認証機能がカードから顔だの静脈だのに変わってしまいそうですからねえ