小笠原に行ってきました。おがさわら丸という11,000トンの船で24時間。

退屈とも言えるし、本が読めるし、飲んだくれているし、海ばっかだし、の24時間も良かった!

そして元無人島、今は世界自然遺産の、小さな小笠原諸島に着いた。

本当に観光だけの島なんですね。今回おがさわら丸で着いた550人(ゴールデンウィークや夏は1000人近いらしい)の観光客に対して民宿の人たち、海や山のオプショナルツアーガイドの人たち、何件かの土産物屋、何件かの飲み屋が生計を立てる。カフェやラーメン屋も入港⇒出港の間だけ営業(つまり週5日営業)が多い。

だから出港時はみんながおがさわら丸を見送る。ボートの人たちは海に飛び込んで手を振ってくれる。商売と思いながら、なんかしみじみまた来よう!と思ってしまう。そんな小さな人とのふれあいがある島でした。

 


しかも自然遺産が結構小さな世界。一番どう猛な自然破壊者が野生化したヤギだったり野生化したネコだったり。

今一番課題となっているのが「グリーンアノール」という外来種のトカゲ。彼らが島に増えすぎ、小笠原固有の小さな蜂やアブを食べてしまう⇒蜂やアブで受粉していた小さな花を咲かせる小笠原固有の植物が衰退していく。大変だが、今はゴキブリほいほいのようなトラップで減らすしか方法がない。

もう一つ問題となっているのが、小笠原固有の蝸牛が絶滅寸前、その元凶がプラナリアというナメクジの小型みたいな外来生物。これも撲滅方法がなく侵入できないようなコンクリートの壁と溝を作って保護するしかない。

環境保護の話がとても生物学的で、ちまちましていて面白い。小笠原固有種と言うのがとても弱っピーなのだね。世界で活躍する外来種にはとても太刀打ちできないんだね。そういう感じも好きだなあ