7月1日本年分の路線価が公表されました。都市部では土地評価額が少し騰がり始めています。

路線価

私のクライアントのところも、一平米あたり1万円高くなっていました。40坪弱で小規模宅地の特例を使うので、ほとんど影響はありませんが、この特例を使えない場合は評価額が100万以上増え、税額も20万くらい増える計算になります。

路線価自体は、公示価格や実際の売買実績より低く設定されています。更に間口の狭い土地や変形した土地についての補正減額計算も財産評価通達で決められています。それでももっと安く評価したいとなると、お金が掛かりますが不動産鑑定士にお願いすることになります。道路状況や地盤、あるいは近隣の状態等により安く評価するという鑑定書を作ってもらいます。従来はこの不動産鑑定書がつけば大体のところは税務署もスルーでした。

ところが、敵もなかなかやります。資産税担当者で不動産鑑定士の資格を取ったり、勉強したりするヤカラが増えているのです。ケシカラン!税務署員はもっとのんべんだらりと、居酒屋やゲームで時間を浪費してもらわないと・・・・ヘタな不動産鑑定書だとひっくり返される可能性が出てきています。要注意です。

田舎の地価は下がり続けています。絶滅危惧村落が沢山あります。バブルの頃のリゾート開発地も散々です。そういう土地を相続したものの、売るにも売れず、固定資産税がかからない(評価額がそれほど安い!)ので放置したままという人も増え続けています。大都市のみが相続税の増税にあえぎ、それ以外のほとんどの日本の土地が生産力と評価額を失い、誰も相続したくも無い土地になりつつあります。