認知症も初期の「まだらボケ」段階が一番厄介で、本人のプライドや家族の世間体とかもあり、いろいろと生活上の齟齬や迷惑や行き違いをきたすことが多いようです。
うちの義母の場合は、隣に娘二人が棲んでおり、日常生活の面倒も見ていたので、アルツハイマーの発見も早期でした。娘にだまされて病院の診察も受け早めに「アリセプト」を呑み始め、4年以上が経ちます。友人の介護職の人からは「きれいな認知症だね」といわれています。徘徊や妄想、幻聴とかほとんどなく、単なる記憶障害のみが少しずつ進化してきている状態です。
先日主治医から脳萎縮が進行しており「アリセプト」がもう効かない、止めますか?と言われた。いよいよ次の段階に行くのでしょう。どうなっていくのか客観的に見て行きたいと思います。
アリセプトは脳を活性化します。認知症の初期は本人も何故かわからぬまま、自分の中の何かを失い自信を失い「うつ」状態になりがちです。そういう時「アリセプト」を呑むと、明るく活動的になり、行き過ぎると攻撃的(怒りやすい)にもなります。義母の場合も効果覿面でした。私は基本的に薬嫌いなのですが、この「アリセプト」だけはいい薬だと思います。
認知症の初期の方に!その家族の方々、なるべく早く本人をだまして精神科に連れて行き、早めに「アリセプト」を呑むようにした方がいいですよ。
私にも処方してもらいたいですね(^^
社員と妻の前では健忘症が激しい管理人でした…。もっともそれで悩んでいるわけでもありませんので…悪しからず。
健忘症といういい言葉を忘れていました。うちではお互いに相手がの方が認知症が進んでいると認識しているので、「言ったはずだ」「聞いていない」という夫婦間のイサカイが絶えません。
お互い「健忘症」というやさしい言葉で休戦条約を結ぶとしますか