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 温かくなってやっと春本番の北海道になっています。写真はセブ島に自生するバナナの木・・・青い実を発見して写真に撮りました。

 さて、野田首相が渡米してオバマ大統領と首脳会談をして共同声明が出されました。

 注目はやはりTPPについてでしたが・・・継続協議ということで参加表明は出されなかったことに実は安堵しています。

 農協のネガティブキャンペーンに同調する考えは全くありませんが、今の日本の政治家に外交交渉を委ねること自体が自殺行為に近いと思っているので

 何も進まない方がこの場合は「国益」になりそうだというのが悲しい結論ですね。

 特に、私のドメインである「労働分野」については日米の思惑があまりにも違いすぎる点で問題があると見ています。

 基本的にアメリカでは景気が悪化すると「レイオフ」で乗り切るのが一般的に対し、日本では雇用を維持する「雇用保蔵」で労使が協調する慣行があります。

 背景には簡単に社員を解雇できない労働法の存在があるからでもあります。そのお陰でアメリカの失業率8%超に対して日本の失業率が5%で済んでいる訳ですし・・・。(ただし、失業の捉え方に違いがあるので単純な日米比較は出来ない)

TPPの最大の問題は、一方の国の企業が進出した先で明らかに業績向上を阻む要因(法律的、商慣習的、その他)があれば「国際司法裁判所に提訴できる」という条項が存在する事です。

 これは大変に無茶苦茶な論法であり、すべてをアメリカナイズした商慣習と法律にしろと強弁しているに等しいことになります。

 そんな無茶を通されたら日本という国は主権を失うことにもなりかねないと危惧するくらいの横車を跳ね返せる政治家が存在するとも思えないので・・・・

 結論としては「TPPはやっぱり無理だろう」ということになりますね。

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 TPPは無理でも、環太平洋パートナーシップという言葉自体は良いかと思います。周りの国々と仲良く平和的に暮らせたら本当に良いのになー

 セブ島の海やビーチの写真を見るたびにそう思ってしまいますね。