歴史は繰り返すといいますが、現在の経済環境を考えてみましたら過去にも経験してきたことばかりであることに驚きます。

1929年にアメリカで起きた大恐慌も好景気に沸いていたバブルが弾けた結果であり、金融商品と金融政策のミスが重なったことなども現在の状況に酷似しているような気がします。人類は果たして進歩していると言えるのでしょうか???

結果として、ケインズ経済学とニューディールの有効需要理論によって復興したアメリカでしたがその復興が世界的規模ではなく不幸にして世界大戦による破壊と殺りくを生んでしまったことを教訓とすべきかもしれません。

今年のノーベル賞は日本人が四人も受賞するという凄いニュースで暗い世相を明るくしてくれましたが、陰に隠れた感のある経済学賞で日本人にもなじみのあるポール・クルーグマン教授が受賞。 流行りの金融工学ではなく、収穫逓増貿易理論でのノーベル賞受賞は一種の快挙というか皮肉を感じます。世界金融をメルトダウンさせた金融工学の専門家をこの数年来、ノーベル経済学賞で受賞させてきた罪滅ぼし? という感じがしてなりませんから(笑)   言い古されてきた言葉ですが資本主義の限界というか常に拡大再生産を目指し続ける宿命は、資源を浪費し疲弊させることになるしかないのかもしれません・・・。もっと地球にやさしい経済理論が必要という時にクルーグマン教授の受賞には少し納得できました・・・。新たな環境経済学みたいな理論構築が必要とされる時代ではありますね・・・。

gakuen01.jpggakuen02.jpg

さて、秋晴れの三連休に娘が通う大学のキャンパスに遊びに行きました。家から徒歩で行ける大学ですが私は初めて校内を歩きました。学園祭で娘も「YOSAKOI」と「わたあめ売り」を頑張っていまして少しでも売り上げに協力しようかということで(笑)

実は私の明治生まれの今は亡き祖父が娘の大先輩にあたる人です。この大学で学んでいたのは大正時代ですから大変な昔ですが、重ねる歴史というものを感じる秋の一日になりました。