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 里の紅葉も終盤戦を迎えつつありますが・・・本日は人生の秋についての切実なテーマです。

 先月、認知症を患う73歳の男性が車道と歩道の区別がつかずに歩道を暴走して2人の死者を含む7名もの死傷者を出すという衝撃的な事件がありました。

 高齢化と共に認知症が誰にでも起こりうる普通の病という時代を迎えてますが、簡単に変えられないのが法制度というものなのでしょう。

 てんかんと認知症を併発している人がクルマの免許を持って街の中を走っているわけです・・・。優良免許だと5年に一回の更新なのですから怖い話です。

 私の父も85歳まで自家用車を運転してました・・・。今思えば大変に怖い話ですが、事故を起こさなかったのは好運であったとしか言えない話です。

 老父は、ある日クルマの前部を小破させていることが判ったのです・・・・その時に家族で話し合った結果、運転免許証を返上することとなりました。

 人身事故を起こしてからでは手遅れになる話です。社会人としての責任を果たすという意味でも、80歳を過ぎた老人に出来ることはほとんど無いのですから。

 地下鉄もJRも走らない地方都市の昔の住宅地に住むというのは、今の時代になると不便この上もない話になってしまっています。スーパーも病院も歩ける範囲に無いからです。

 車の免許を返上するということは、私たち家族と同居していない老人にとっては死活問題ともなる話ですよね・・・。

 便利なものを手放すことはとても辛いことですが、逆に考えてみたらおカネを持っている年寄りがタクシーを使ったりヘルパーさんをお願いすることで社会に潤いを与える効果も期待できるわけです。

 現役世代よりも今のお年寄りの方が遥かに手厚いことも事実なので、「もったいない」などと言わずにおカネを使って社会に貢献してもらいたいと考えたりします。

 93歳の女性が16歳の高校生の乗るオートバイをはねて男の子が意識不明にあるというニュースを聞いて暗然とした気分になります。

 この女性は、高校生のオートバイを跳ね飛ばしたという認知が出来ないのですから、車を運転する資格があったと言えるのでしょうか???

年齢は個人差もありますから一概には言えない難しさもありますが、18歳以上から免許の取得資格があるのと同様に返上すべき年齢があって当然ではないかと思います。

 私の考えで恐縮ですが、満70歳で一律に返上すべきではないかと思っています。 そして、まだ運転できると考える人は毎年運転免許を取り直すようにすればいい。

 もちろん、取得費用は更新費用として安くすべきだと思います。そこで認知症検査とか、眼病検査とかを受けられるようにすると更に便利だと思います。

 いったん取得した免許証が永遠であるはずがないのが当然ではないでしょうか。