aki001.jpg大変な時代を生きているなぁって実感できる激動の日々ですが、そんな中でアメリカの俳優ポール・ニューマンが亡くなりました。今回は趣向を変えてポール・ニューマン談義です。

若い人には馴染みがないかもしれませんが(笑)私の高校時代のヒーローでありアイドル的存在であった人です。何といってもロバート・レッドフォードと組んでの「明日に向かって撃て」は忘れられない作品でした。キャサリン・ロスの助演とパート・バカラックの主題歌(雨に濡れても)・・・。封切りが1970年ですから38年前! 私が映画館で観たのは35年前!  スリリングな展開にドキドキしながら大画面を追う高校生の自分がそこに確かに存在していました(笑)

「スティング」「ハスラー2」と立て続けにヒットを飛ばしたあたりが記憶の最後で、私も大学を出て社会人になった途端に映画どころでなくなり追い立てられるように仕事仕事の30年・・・。 訃報に接してみたらあのポール・ニューマンも83歳になっていましたという話・・・。彼は食品加工の経営者としても辣腕をふるって上がった利益を慈善団体に寄付するリベラリストとしても知られています。

話を「明日に向かって撃て」に戻しますが、列車強盗「ブッチ・キャシディ」「サンダンス・キッド」は西部の町を荒らしまわってお尋ね者となり刺客が派遣されて追い詰められることになります・・・。最後はボリビアまで逃げた揚句に銀行強盗で失敗して包囲されてしまうんでしたね。そのとき、R・レッドフォードは「おめぇのせいでこんなに取り囲まれて失敗したじゃねぇか」みたいなことを言う訳です。そこでP・ニューマンは「今回はちょっとマズッたけれど、いい話があるんだ・・・」 レッドフォード「どんな話だよ」 P・ニューマン「実はオーストラリアが凄いんだ、強盗天国でやり放題だぜ」 レッドフォード「本当かよ、ウソじゃないだろうな?」 P・ニューマン「ウソじゃねぇよ、ここを出たらオーストラリアで暴れてみようぜ」 レッドフォード「よし、じゃあ1、2、3で出るぜ」 「1、2、3・・・Go!」の後のスローモーションで画面がEND。記憶に残る一作でした・・・。最後まで諦めずに明日を信じてやってみろよという元気と勇気をもらった記憶が35年経った今でも残っているんですね・・・。

人生の原点や自分自身のルーツみたいな記憶って大切にしたいものと思っています。一つの示唆を与えてくれた俳優のポール・ニューマンに哀悼と合掌を・・・。