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 昨日からの雪で寒い札幌です…。ジングルベルが響く街並みに白い雪はロマンチックですが・・・・。今日は氷河期よりも寒いイマドキの大学生、高校生の話です。ブルッ…。

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 写真は枯葉も落ちた町内会で唯一私の自宅の最後の紅葉・・・。

 さて、大学生の就職率が57%という記録的な低さが社会問題化しつつあります。事態が深刻なのは、この数字に「非正規社員」就業の数字も含まれているからですね。

 単純に言いますと、今年大学を卒業した人材で男性の場合は10人に4人しか正社員になっていません。女性の場合はもっと深刻でなんと10人に2人という低い数字です・・・。

 フリーター、アルバイター、留年して越年、卒業して浪人・・・こうした若い人が今年の春に30万人! 

   来春に卒業予定の大学生と1年上の先輩とが数の少ないイスを争う構図はこれからも続くことでしょう。

 リーマン・ショックに端を発し、アメリカの失墜・・・ギリシャ・アイスランド・アイルランドと続くヨーロッパの金融危機。中国のバブル・・・明日の行方が見えないのが現実ですが、何故こんなに厳しいことになってしまったのでしょうか?

 その答えの一つとして、世界にも例を見ないほど厳しい「解雇規制」の存在があると私は考えています。

 日本航空の例を見るまでも無く、日本の会社は簡単に人を解雇できない規制に縛られています。人の出口に規制があるために人の入り口に厳しいガードが掛けられてしまうことが問題の一因といえるでしょう。

 もっと出入りを自由にするシステムを公務員制度の改革から始めて民間に浸透していく制度作りが必要ではないかと思いますね・・・。面接だけで人材を評価することは不可能に近いというのが実感です。

 労働者派遣法の改正が今国会では不成立(継続審議)という見通しになり、私としてはヤレヤレというところですが若い人が経験を積めない社会に未来は来ないというのが真理でもあります。今年、まともに入職出来なかった30万人の数字は将来の日本の危機に直結する数字であると思っています。政治家は根本的な問題解決に視点を置いて欲しいものと切実に願っています。