gakuen03.jpg経済ネタを外れて今日は野球の話です。

日本シリーズは我らが北海道日本ハムと西武ライオンズの決戦が続いていますが、海を越えたアメリカではフィラデルフィア・フィリーズとタンパベイ・レイズがワールドシリーズを戦うことに決まりました。

フィラデルフィア・フィリーズを率いるのが「赤鬼マニエル」こと日本でもMVPを取る活躍をしたチャーリー・マニエル監督・・・。マニエルの現役時代に学生生活を送った私としては懐かしくて涙が出そうな名前なのです・・・。神宮球場の外野がのんびりした芝生の時代、同期の友達とよくプロ野球を観にいきました。その当時、プロスポーツは野球以外にビジネスとして成立していない時代ですから「大衆的スポーツ」の頂点に君臨していたのがプロ野球でしたね・・・。後楽園にスケートリンクがあって男友達とスケートで遊んでいた記憶もあるのんびりした時代でした(笑)

マニエル選手は当たればホームランという巨体で見るファンをワクワクさせてくれたものでした。日本人のギリギリにスタンドに飛び込むような話ではなく、打った瞬間にスタンドに届いたって実感させられるような一撃のすさまじさに「大リーグ級」を味あわせてくれた素晴らしい選手でした・・・。難点は足の遅さと守備の悪さでしたね(笑) ライトに打球が飛ぶと目をつぶってしまうくらい冷や冷やの守備ではありました。

外人選手ながら過去に優勝したことのなかった二つのチーム(ヤクルトと近鉄)の初優勝に貢献し日本シリーズで活躍した選手としては記憶に残る名選手と思いますね。日本では189本のホームラン、本塁打王2回と打点王1回。MVP1回を記録しています。

64歳になったマニエル監督ですが、監督としての手腕も凄いと思わせるのはあの弱かったクリーブランド・インディアンスをワールドシリーズにも出場させたという事実もあるからですがその采配も楽しみの一つです。

対するタンパベイ・レイズって知らない人も多いでしょうね。なんとこのチーム過去10年間で最下位9回というお荷物球団だったわけでヤンキースとレッドソックスの二強が鎬を削る地区にあるというのも大きなハンデ。まさかこの二強を抑えて地区優勝するとは誰も考えていない快挙ではありました。もちろん、元ヤクルトの岩村選手が活躍中なのは周知のとおりですね・・・。優勝を決めた最後のレッドソックスとの地元での一戦で、フロリダのレイズファンの地響き応援が本当に凄かったですね・・・。

アメリカのプロスポーツ界をビジネスとして見た場合に注目すべきなのは、資金配分の公平さによる弱小チームの底上げと地域フランチャイズ制の徹底という二つのポイントじゃないかと思っています。

大リーグの球団は基本的には地域や都市を軸にしたフランチャイズ制であり、日本のように企業がスポンサーとして冠を付ける形にはなっていません。例えばシカゴをフランチャイズするカブスというチームがありますが、シカゴの空港を降りるとカブスのグッズやユニフォームが空港内で大ブースを形成するというくらい本格的にマチが応援するチームという姿勢に圧倒されますね。

資金配分というのは、収入の大きかった順番に拠出金を出していき収入の少ないチームを補てんしていくシステムのことです。このシステムによりレイズのような奇跡の優勝劇が生まれるということですね・・・。

日本のプロスポーツでは野球とサッカーがありますが、野球は企業が主役でサッカーは黒字経営のできるチームだけが強い傾向があるように思えて残念です・・・。サッカーのコンサドーレ札幌には強くなってもらいたいのですが、結局は金がない悪循環で三度目の陥落とは悲しすぎる現実です。知恵が必要でしょう・・・。知事も市長もお金の回収のことばかりでなく、考えてほしいテーマです

写真は、金土日しか営業しない元祖安売り王「中野社長(元カウボーイ)」が新たに開店させた「アウトロー」。私も買いに行ってます。