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 2010年も残り少ないですが、私には良い一年でした。メモリアルとして台北市にある「行天宮」・・・ここは三国志の関羽将軍を祀るところですが、関羽さんというのは武の人ばかりでなく算盤でも名高いらしい。「金儲け」で祀られているところが意外でした。

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 先月、禁煙宣言をしたわが社の「瀬野君(写真右)」。写真の台湾では台湾ビールとタバコを両手に微笑んでいましたが・・・なんと禁煙に成功したらしいです!!  まだ半信半疑ではありますが、現時点で見事に禁煙中です。一応、報告しておきます。

 さて、のっけから刺激的なタイトルを付けましたが・・・本当にビックリするような話を私の会社の社員さんから聞きました。あまりに酷い話なので敢えてブログに掲載します。

 私の会社で派遣社員として9月20日から来てもらっているFさんという方がいます。

 紳士然としたFさんですが、雇用保険の加入手続きで「前の会社が退職の手続きをしていないので新しい加入手続きが出来ない」こともあって本人に話を聞く機会がありました。以下、簡単に前の会社に入ったいきさつから今の状態を書いてみます。(※一部脚色していますので注意ください)

 その会社(実名は出せないのでD社とします)がハローワークで技術者を募集したのが今年の6月中旬だったそうです。

 創業が昭和38年と古く、マンションから住宅までのすべての建設工事、不動産業を生業としているとあり・・・Fさんは「古くからある会社だから安心ではないか?」と思って面談を受けたそうです。

 面談して「即採用決定、7月1日から仕事に来てほしい」。50代も半ばを迎えているFさんにとっては有難い話であったと思います。

 「試用期間は3カ月でその間の給料は20万円、うちの会社は現金で払いますから」という話にしても妥当と思ったそうです。

 会社に行くと不思議なことに7月に採用されたという専務、営業員、事務員、Fさん(技術者)という布陣。前からいる人がいない「伝統企業」って変だなーと思いつつせっせと指示される仕事の毎日を過ごしたそうです。

 異変が起きたのは、給料日であった8月の10日。社員全員に支給されるはずの給料が「代表不在のため」との伝言で支給されなかったのです。

 次の週になっても支払がされず、出社してきた代表に詰め寄っても「来月にまとめて払うから」といったきり・・・。何せ社員と言っても7月に入社した人しかいない会社なのでその言葉を信じるしかないとことになり・・・。

 そして、9月10日(金曜)。 やはり給料の支給が無く・・・・・・Fさんは会社を辞めることを決意したそうです。

 辞めた後になって、7月1日から8月末までの賃金明細表とハローワークに提出する「離職票」が送られてきたそうです。

 Fさんはこの明細を持って労働基準監督署に駆け込んだものの「救済は出来ない」と言われ・・・今も賃金は不払いのまま。

 今、この会社に残っている7月入社の社員は「専務」と呼ばれる人だけだそうです。「専務」にしても約束の賃金とは程遠いお金を細切れに貰っているだけらしい。 賃金明細を作成してFさんの自宅に届けてくれた事務員も一円も給料を貰えぬまま退社したそうです。

 この話を聞いた私は激怒!! しました。 弱い立場の人たちを食い物にする経営者を許してはならない!! 

   直ちにハローワークに出向いて事情を説明し、この会社からの「求人登録」を受け付けないで欲しいことを談判しました。これ以上被害者を出すのを黙って見てられませんし。

 Fさんには札幌市の当番弁護士制度を活用して「事実認定通知」を弁護士名で出してもらうように助言。このD社の顧問をしているE市の社会保険労務士に対しても事実確認書を通告する準備をしています。

 このD社の経営者は、賃金不払いで泣き寝入りさせて2~3カ月というサイクルで労働力をタダ働きさせようと意図的に仕組んだ様子が見えてきます。巧妙なのは社会保険・雇用保険に加入させるところとか、賃金明細を出して渡して「現金で支払った」と強弁する用意をしているところですね。

 労働基準監督署という私たちにとっは怖い役所もこんな詐欺みたいな会社には通用しません。

 もっと恐ろしいのは、こんな会社の営業に騙されてリフォーム契約を受けさせられる「お年寄り」の存在です。

 皆さん、本当に怖いものって意外と近いところで「善人風」な顔でいたりするものです。用心下さい!