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 6月の上海はちょうど良い季節でしたね。7月も予定していますが、本格的な暑さを覚悟しないとなりません。ただし、節電中の東京よりはマシかも・・・。写真は虹口にある昔の映画館を再利用したカフェ。

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 こちらは、日本の模型ブランド「TAMIYA」と思ったら何故か「TAMTYA」・・・。これは見事なパクリでしたね。

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 こちらの写真は旧フランス租界に古くからあるホテルの風景・・・。レトロな上海が私には魅力です。

 さて、以前に当社で働いてくれたことのある建築系技術者さんから連絡があり東北の震災についての詳しい話を聞きました。

 Iさんという40代の技術者さんですが、東北の復興に少しでも助力したいという思いで先月から今月20日まで大槌町や陸前高田市に行っていたそうです。

 そこで直面したのは、想像を超すインフラの破壊とガレキ処理の困難さだったそうです。技術者の視点から見たら「何故に大手ゼネコンに任せて一気に処理しないのか?」というのが疑問であったとのこと・・・。

 地元の雇用を優先にという言葉は良いのですが、手作業でのガレキ処理やインフラの手直しは誰が見ても限界があります。

 参っているのは、実はガレキの処理や仮設住宅を請け負う会社におカネが支払われないという現実だったそうです

 予算が下りないからという理由で、未払いが続いているという話は私が聞いても呆れる話でした・・・。これでは復興が進むはずもないですから。

 Iさんは、派遣された企業からの賃金が約束とはかけ離れた(ボランティアベース)ものであったことや、せっかく作った仮設住宅に誰一人として入ろうとしない現実を見て北海道に戻ることに決め・・・私の会社に連絡をくれたそうです。

 入居希望者がいないというのは・・・・・・・・・・仮設住宅に入ってしまうと電気も水道もガスも食料も全て自活を強いられるからという理由です。私は軽い眩暈を覚える思いでした・・・。

 冷たくて固い体育館の避難場所で疲れた身体と心を癒すことも出来ない中・・・完成した仮設住宅に入れる人がいない現実をこの国の政府や官邸は判っているのだろうか? と怒りを感じます。

 最小不幸社会などと吠えた菅さんは、自らの存在が「宰相不幸社会」を生んでいる現実に何故気がつかないのか?

 もういい加減にしないと沖縄でも東北でも一揆が起きるのではないか? と私は思っています。日本人はおとなしすぎるのではないでしょうか?