恐れていたことが現実になってしまった。

新幹線内における71歳老人の抗議焼身自殺に暗澹とする思いである・・・。巻き添えになった人々には何の罪もない訳でもあり、救いようのない空しさを感じるのは私だけではないでしょう。

35年間、働いて納め続けた年金が少なすぎて家賃も払えないし希望も持てないというのが動機のようです・・・。

この男の異常な心理は推測するしかないのだけれど、巻き添えにする人が多いほど自分の死には意味があるという目論見は・・・残念ながら達成されてしまったようです。

新幹線を遅延させたり、巻き添えの死傷者を出すことがどれほどの莫大な対価を要するのかという「抑止力」はこの男の暗い目論見には何の効果もなかったのである。

年金が少なすぎて、暮らしていけない・・・ 独りきりの老後への恐怖・・・・・   誰にでも起こりうる不安な未来を想起させて戦慄の未来を見せつけられた気がします。

あの事件が第一号だったねという話にならぬように祈りたいのだけれど・・・・自暴自棄になった人のやることは「狂気であり凶器になる」ものかもしれぬ。

一説には月に12万円の年金額であったらしい。 しかし、私一人の年金見込額だって今の時点で16万程度だ!!! これで37年も加入して、しかも最高額を20年以上も支払い続けての金額・・・。

まだまだ生活保護が機能している中で、なぜに行政窓口に行かずに新幹線に乗ったのであろうか????  こんな事件が起きても年金が増えるわけでもないことは考えただけで判る話でもある・・・。

議会では「原発は安全だ!」「年金は100年は安心だ!」「TPPは安全だ!!!」そしてトドメに「戦争は安全だ!!!!」 などと平気な顔をして言う。凶器と化した老人がいても不思議ではないということか。