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 一月としては雪の少ない札幌です。いつもは大雪が降る札幌に降らないでほとんど積もらない道東地区で降っています。これも一つの温暖化現象なのでしょうか?? 首を傾げたくなるようなヘンな冬になっています。写真はわが社の新年会に向かう札幌中心部をパチリ…。新年会では10名ほどの社員さんが集まり楽しい一夜を過ごしてきました。不景気風を飛ばす一年にしたいですねー。

 さて、去年の暮にNHKで「坂の上の雲」が放映されましてご覧になった方も多かったのではないかと思います。三年に及ぶドラマといいますからスケールが大きいですよね。(日曜の夜は大河ドラマ「竜馬伝」も始まり、福山さん演じる坂本竜馬は好感が持てます。久しぶりに楽しみな大河ドラマになりそう)

  「坂の上の雲」はご存知の通り司馬遼太郎さんの代表作の一つ。私は個人的に司馬遼太郎さんの本が好きで、書かれた小説のほとんどを読んだファンでもあります。

 「坂の上の雲」に描かれる日本の姿は、いじましい位に背伸びをする少年期から青年期への成長期に似た感があります。

 私が司馬遼太郎さんの本に惹かれるのは、利害・損得を超越した一つの信念に基づいて行動した人物(そのほとんどが男性ですが)に光を当ててその生涯に迫ることにより、読者に前進する勇気を鼓舞してくれることにあるように思っています。司馬さんの描いた好漢たち・・・坂本竜馬や高田屋嘉平、北条早雲、明石屋万吉・・・。何度も読み直したくなるのは「読めば元気が出る」からですよね・・・。

 さしずめ、最近の日本というと「坂の上の曇り空」というところでしょうか。どうも前途に青い空が見えてきません。人口が減少することに歯止めが掛からず高齢化が一気に進む中での国債の乱発。国債って子孫が払うツケと昔の教科書には載っていましたが、ここまで膨らんでしまうと国債バブルが弾けて破裂した時に国民全部が高い高い代償を支払うことになるのではないかと危惧しています。370万円の収入しかない世帯で8000万円を超す借金がありながら、今年は920万円の暮らしをしようって無理な話でしょ?

 私の持論の一つが、外国人に全ての門戸を開放し移民政策でこの国を活性化させるというものです。この会社を立ち上げた理由の一つが「いずれ海外人材を受け入れるしか成長戦略は描けない」というものでもあり、税収減少と高齢化社会のパラダイムを克服するには人口を増やす政策が欠かせなくなると見ていたらからです。

 去年の年末に鳩山首相が発表した「新成長戦略」には失望しました。相変わらず「お題目と掛け声」だけの口先政策で経済が活性化するとは思えないからです。少なくとも92兆円もの巨額予算を組んで「二番底確実」という結果では「詐欺内閣」と申し上げるよりない。出来もしない「25%CO2 削減」などとぶち上げる元気があるのならば、世界中から移民を受け入れますくらいの話をぶち上げて欲しいものです。デフレの需要不足が何を起因にしているのか? それは将来不安に対する自己防衛本能で企業も個人もガチガチに縛られて身動きできない姿が根底にあるように私は見ています。児童手当も高校無料も国民の借金でしかないのならば何の解決になるというのでしょうか?? 

 司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」。もう一度読み直して元気を貰いたいと考える正月明けになりました。