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 北国にも遅いサクラの季節が到来しています。寒い春が続いて例年よりも随分と遅く感じられる開花ですが・・・今朝も気温が低くて長持ちしそうな気がします。雨と風に叩かれて満開が見られなくなるような事態が心配かなー

 さて、サクラ前線の北上に合わせて連休明けは少し業務の問合せが増えつつあります。今日は少し嬉しい話を報告します

 この業界は三月末の年度末で契約が切れてしまうことが多く、四月の上旬になると契約が切れた社員さんが事務所に挨拶に来られるケースが増えてしまいます・・・。正社員エンジニアとして昇格するケースもありますが、ハードルが高いことも事実でこの時期になると本当に身を切るように辛い話が多いんです・・。

 そうした技術者さんの中にOさんという方がいます。30代の後半で地方に在住し、家族が四人。去年の夏から単身で札幌に来てもらい会社で借り上げている家具付きアパートに住みながら業務をやってもらっていました。職場での評判も良く、彼を誘って食事会をやったりもしましたが・・・。今年三月末の年度末での再編成により、契約期間満了による退職を余儀なくされてしまいました。

 彼も四月一日に事務所に顔を出した組で、「お世話になりました、これから田舎の家族の元に戻ります。また仕事があれば呼んでやってください」という言葉に対して私は・・・

 「契約が切れてしまい本当に申し訳ない。五月か六月になったら仕事も出てくるからその時は必ず来てもらうから当座は失業保険の適用を受けて家族を支えてもらいたい」というのがやっとでした。脳裏には育ち盛りの子供たちのことやパートで働く奥さんのことが浮かんできます・・・・・。先月から不眠で悩んでいますが、やはりこういうことが多いと眠れないですね・・・。

 全ての人の雇用を守れるものならば誰だって守りたいです。仕事が無い時に雇用を維持することをどうやって実現するか? その実現のために「イーベックス株式会社」を立ち上げていますが、軌道に乗るまでは時間も必要です・・・。

 そんな中、連休明けに新規の取引先から連絡があり技術者さんを紹介してほしいというオファーが入りました。部内で人選を進めた結果Oさんを推挙する方針になり、後はトントンと話が進んで昨夜借り上げ社宅に再び入りましたと報告を受け・・・。

 今朝から取引先様のプロジェクトメンバーとして職場復帰を果たしてくれました。関係していただいた全ての方に御礼を申し上げたい心境です、ありがとうございました。

 三月で契約が切れて失業保険でつないでいる技術者さんはまだ何人かいます。彼らと彼らの家族に笑顔の暮らしを取り戻せるようにBECKとイーベックスは存在意義を考えて参りたいと思っています。