昔読んだ本の中に「ジョンウェインは何故死んだのか?」という本がありました。

反原発の広瀬御大の書いた本で、西部劇スターだったジョンウェインは砂漠のロケが死を招いた原因になったと推測しています。

当時は、ネバダ砂漠の真ん中で地上核実験をアメリカでは平気でやってまして・・・ジョンウェインはその放射能の含んだ大地で毎日のようにロケをしていたからガンになったという話でした。

大阪の視聴率男と云われた「やしきたかじん」はなかなか面白い男でしたが・・・ さて、病院から一時帰宅を許されて食べていたモチを喉に詰まらせての突然死・・・らしいということでした。

まだまだ若すぎる死に言葉を失ったのが記憶に新しいところです・・・。

で、その突然の死から時間も経たずに書かれた本がある。「殉・愛」という本だった。 書いたのはご存じ「永遠のゼロ」その他の「百田 尚樹」氏・・・。

氏いわく「ノンフィクション」だという・・・。 私はこの作家について誹謗する気も中傷する気もサラサラないが・・・ この作家の日頃の言動には怒りを覚えるものがある。

まず、田母神元幕僚長の私設応援として「この人以外はみんな人間のクズ」とのヘイトスピーチがある。 NHKの委員としての右翼発言も傾きすぎていて聞くに堪えないものがあった。

その他、書ききれぬくらいこの人物の右傾化した思考に「永遠のゼロ」には反戦思想は無いと思い、私はこの本をゴミ箱に捨ててしまいましたが・・・何故か売れているというのは皮肉ですね。

そして今、故やしきたかじん氏の娘さんから事実無根として発行差し止めの裁判がなされると同時に「百田尚樹『殉愛』の真実」(宝島社)という暴露本まで出版される事態になった。

何が正しいのかは私にはわかりません。 やしきたかじんは何故死んだのか???  

一つだけ還暦近いオヤジが判ることもある・・・。それは、若い女が30以上も年の差を超えて純愛も殉愛も無いという現実である。カネしかないだろう・・・。

私の娘は20代の後半に入ったが、彼女が結婚したい相手が私と同じトシのジジイだったら・・・・と考えただけで血圧計が振り切れる気分になるわけです・・・。

60過ぎのジジイに対して純愛? 殉愛? それは幻想以外の何物でもないのだ。 (加藤茶の奥さんには悪いけど・・・お許しを) よくもまぁ平気でこんな本を出すのだから勘違いする人は恐ろしいと思う・・・。

やしきたかじんの遺した遺書もまた火の粉が飛ぶ話である・・・。ネットでは「守銭奴さくら」という罵言が飛び交う事態だが・・・家族が訴える気持ちは十分に理解できる。

それもこれも・・・百田尚樹という男が変な本を書いてしまった結果なのかもしれない。アホらしくて読む気はもちろんない、時間の無駄であるから。