左右のライラックの奥に藤棚・・・札幌大通り公園の初夏、一番素敵な季節になっています。

さて、株式市場では株価が2万円の大台を突破。私も持っていたソフトバンク株が今年の高値を更新したところで見切り売り。

本当に日本経済は浮かれてもいい状態なのでしょうか??? 

残念ながら答えはノーだと思っています。官制相場の天井が落ちる寸前の一瞬のきらめきというものかもしれぬと考えているからです。

ゼロ金利という劇薬を用いたことによる激しい副作用が静かに日本全国で進行していると見ています。

まず、金融システムの最も弱い立場である「信用組合・信用金庫」が実は倒産の危機に立たされています。

本業で全く収益が取れずに、国債の運用でも利益が出ません。 ビジネスモデルが既に崩壊している中で救済してくれる金融機関が無いのも深刻

自己資本比率が高いにも関わらずに危険が高い理由は、日本国債を自己資本に組み入れているからです。これが負債化した時に預金封鎖と金融機関の突然死が起きかねないと見ています。

大手銀行や地方銀行には、海外事業やサラ金事業・不動産で儲けていくのと並行してこれら中小零細企業の顧客を奪って商圏を拡大する道があるだけに金融業界も格差社会を迎えたように見えてきます。というより、信組や信金に社会的使命が残されているのかという疑問でもあります

最も深刻なのは中央銀行である日本銀行の突然死の可能性かもしれません。

日本国債を極限まで買い入れた結果として生じた巨大な不良資産リスクが消せないからです。いったん、金利が上がった時のパニックは世界金融危機を誘発する危険性すらある・・・。今は全量買い上げで金利をコントロールしていますが・・・永遠にやれるわけではありません。

求められているのは、ジャブジャブに刷りすぎた金融緩和の出口戦略ですが道筋は見えてきません。

アメリカが出口戦略を取ってジワジワと金利を上げていく中で日本だけがこのままの状態で逃げられるとも思えないのです。

日本国債の買い入れに限界が来るこの秋に大変なことが起きないことを祈りたい気分です。

札幌テレビ塔近くにある道しるべ・・・。北海道の道の始まりの場所らしいです。

株価最高を更新する中で静かに金融崩壊が進むとしたら・・・欲しいのは道しるべですね。ホラー映画は見たくないので(^^;