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新年、明けましておめでとうございます。写真は犬の散歩途中で見た初日の出です。

世界大不況と雇用不安で暮れた年の瀬でしたが、激しい変化を予感させる年明けとなっています。新聞もテレビも「労働者派遣制度」そのものが「悪の元凶」の如き扱いでしたね・・・。張本人の小泉さんは「ヤバイ」と感じたらサッサと引退・・・変わり身の速さはさすがです。

今の労働者派遣法には私自身も疑問に思う点が多いことは事実です。「専門知識」を有する人材を派遣することによりスペシャリストとしての生き方を応援しましょうというのが本来の労働者派遣の本筋であったものが、経済界特に輸出産業の圧力によって「製造業」向け派遣制度を規制緩和してしまったことが問題の根源と思います。

派遣で働くということ自体が非常にレベルの低い仕事としか見られないのも残念です・・・。法律の改正は変えていく方向性の軸がぶれなければ必要でしょうね、私の考える法改正のベクトルは以下の通りです。

まず第一に「登録型派遣制度」の見直しは必要と思っています。輸出主導型から内需型に舵を切る必要のある日本ではアメリカ型のレイオフ主義は似合わないと思ってます。日本型経営を再評価することも必要ではないかということですね。具体的には、「雇用保蔵支援」と「ワークシェアリング」を合わせたような制度づくりをすることと思います。実質的には賃下げになるのが問題ですが。

第二に「単純労働・製造業向けの労働者派遣を改めて禁止」することです。生きていくために必要なキャリアを何一つ身に付けることが出来ない仕事を続けることは人生時間の浪費でしかないと思いますから禁止すべきでしょう。

第三に派遣法は「個人マネジメントシステム」という一種のセーフティネットを法律に加えることです。特に有資格者に対しては社会保険を含めてもっと弾力的で柔らかい考え方を取り入れるべきじゃないでしょうか? もちろん選択権は個人が持つべきです。

輸出にしか活路を見いだせない国の現実が露呈したのが昨年の話の本質でしたが日本人は優秀な国民ですから必ず新しい方法論を発見すると思います。その一つが温暖化防止技術・エコ戦略だったりします。労働者派遣が問題なのではなく、仕事をしたいと思う人に適切な仕事を提供する国家戦略が必要と思います。外国人をマネジメントして税金を日本人に代わって支払ってもらうということも戦略として考えてほしいところですね。