3月の下旬を迎えて、春が足音を立ててやってくる感じです・・・。

球春は甲子園から始まって、週末には札幌ドームの日本ハムが始動します・・・。やはり一番良い季節の訪れというのは嬉しいことです。

さて、表題の件について・・・知らない人も多いと思いますが、大塚家具店は老舗の家具専門店で株式上場も早い時期からしていた業界の草分け的な存在です。

日本が高度成長してきた歴史の中で、個別接客方式という独自の販売方法で業績を伸ばしてきた企業ですね。 事前に予約を取り、ニーズを把握したうえで接客する仕組みです。

その大塚家具店が親子で揉めているわけです。その揉め方がハンパないので(^^; 私たち外野席で見ていて面白いという不謹慎なドタバタ劇でもあります。

一時は、親父さんが娘さんにバトンを渡してはみたけれど・・・娘は親を否定してやり方まで変えてしまう方針だというので、親父さんは激怒して娘を解任し・・・

解任された娘は、親に対して反旗を翻して親を追放しようとする・・・。そして、株主に審判を仰ぐという異常な展開になりつつあります。

この「事件」について、私としては学ぶべき点が多いように思っています・・・。それは、「会社は誰のものか?」ということを問われているからですね。

大塚家具のお家騒動の決定的な問題点というのは、単なる親子喧嘩や方針の違いというのではなく・・・経営権に絡む話だからです。

つまり、外資を含めて資本増強を図って新興勢力(たとえばニトリ)に対抗しようとする娘の戦略に対して、親父は頑固に「外資に頼ってまで売り方を変えたくない」ということのようです。

それにしても・・・このオヤジにしてこのムスメ。なかなかに凄い親子です。初めは注目を浴びて業績を良くするための話題性でやっているのか? と思いましたから。

成功した人というのは、その成功した体験に呪縛されるというのは良く理解できる話です。 成功体験を捨てなければ、なかなか前に進めないこともアタマでは理解できるのですが・・・。

翻って、私の会社BECKは100%の経営権を私が持っています。ただし、私もいずれは高齢者になりますから将来について考える時期にもあるわけです。

大きい会社を目指さず、強い会社を目指す・・・その志向は将来も変わらないでしょう。 あとは、どんな人にやってもらいたいのか?ということです。

経営というのは、経営する能力のある人間がするべきですね。血縁のある人が必ずしも能力があるわけでもないのですから・・・。 

BECKという会社がもっと魅力的にあるために・・・今は私の会社ですが、未来はあなたのモノになっているかもしれない。そんな会社でありたいと、大塚家具を見ていて思ったりします(笑い)