0021.jpg山開き、海開きでいよいよ本格的な夏の到来です。来週から夏の風物詩「大通りビアガーデン」も始まります、28日に会社のメンバーと某病院さんの看護師長以下でビアガーデンを楽しむ予定ですよ。夏は開放的な気分になれて最高です!短い北国の夏を楽しんで参りたいですねー・・・。

さて、人材ビジネスに戻ります。この商売は人に対する「思い入れ」を失うと何も無くなるビジネスじゃないかしらと思うことが多いですね・・・。三月から新しくビジネスを開始して契約第一号で登用した社員がいます。プライバシーに注意しつつ今日は彼のことを書きたいと思います。

彼は国立大学の工学部建築学科を卒業して中堅の不動産管理企業に勤務していた普通のサラリーマン技術者でした。仕事も慣れて関連会社の進めるマンションの設計や施工監理を任され社会人としてはとても順風満帆といえる環境にあったと言えるでしょう。彼の人生が大きく狂うのは入社して16年を経過した夏でした。職場における上司との問題というのはサラリーマン社会にあっては一つのくじ運のようなもかもしれませんね・・・。当たり所が悪ければ死に至るこもあるくらいのものです、ましてや中堅どころの企業というのはほぼ同レベルの学歴社会。上司に恵まれないと苦労する社会の典型でしょうか・・・。

会社を一つしか知らない彼は無謀にも会社を飛び出してしまったんですね・・・。その時すでに彼は38歳という微妙な年齢にありました。東京から戻って札幌の派遣企業に勤めて6年、苦労続きのまま私の会社の門を彼は叩いてくれましたが私との出会いは既に45歳、スペシャリストな学歴と経歴ながら資格がないのがネックで雇用保険もなく年収300万円となっていました。

営業マンが彼の経歴書を持って歩いて二週間、配属先が決まり記念すべき契約第一号となって祝杯をあげたのが四か月前の話でした。私も38歳の時に給料が半分になる転職を経験した身でもありますから彼のことは自分のことのような思い入れがありましたね。

その彼の配属先から「不景気なので契約の延長が出来ない」と申し渡されたのが6月中旬でした。7月中旬までに次の配属先を探さなければ「登録型派遣」は単に就職待機者・無職者になってしまうという問題点を持っています。営業マンに檄を飛ばし、知り合いに連絡してあっせん先の確保にBECKは奔走して参りましたが・・・・信ずれば通じることもあるといことてしょうか、新聞でも話題の成長企業から話を頂戴し配属が本日決まりましたと連絡がありました。正直言って嬉しいです、奔走してくれた営業マン・取引先、彼のために紹介状を書いてくれたO部長・・・皆様に御苦労さまでしたとお礼を申し上げたいですね。

彼も遅まきながら一級建築士試験を受験する覚悟で勉強を開始したと報告してくれています、人生は遅いなんてことは絶対にないんですよ。気がついて努力した人が報われる社会を信じていきたいですねー。今夜はささやかに祝杯です・・・。