盆明けは一気に涼しい札幌になりました・・・昨日の最高気温がなんと20度という涼しさでした。

さて、盆明けに技術者さんから相談を受けることになりました。「親の介護でどうしても1か月は休まなければならない」という話でした。

私の会社の専門技術者さんたちは40代から50代が主力になっているので、親の世代となると70代から80代になるわけです。

兄弟姉妹が多い家族の場合はともかく、多くが2人か3人の兄弟で親の老後を支援していかなければなりません。

その技術者さんも年に有給休暇をフル活用してもらい、1年にまとめて1か月くらいの休みを取ってお母さんの面倒を見に実家に戻るという生活を続けてきました。

春に1か月近く休みを取ってお母さんの傍で介護をしていたわけですが、今回はかなり病状が重くなり・・・面倒を見ていた妹さんの負担が大変になったということで一度戻りたいということになったわけです。

年次有給休暇の残日数がゼロ日ということでもあり、1か月の給与がゼロ円ということになると生活自体が大変になります。

そこで、「介護休業給付金」という制度があるので使用することを説明して対応することになりました。

これは、ハローワークが主体になっている給付制度ですね。あらかじめ計画を提出して認可を得たうえで休業の終了時に報告書を提出して給付を受けるというものです。

その技術者さんの給与は平均で47万円ほどですから4割18万円強を受けることが出来るわけです。

私の老親も、病院に入ったきりの母といわゆる「サ高住」に住む父がいます。既に88歳と81歳の高齢です・・・。それでも恵まれた老後と言えるかもしれません。

病院も施設も簡単には受け入れてくれない時代になっていますから・・・。

在宅介護と言えば聞こえがいいのですが、回復する見込みのない介護の重労働を仕事をなげうってやらねばならぬ辛さを何と表現すべきか。

現場の仕事を抜けねばならぬ技術者さんはここ数年で本当に増えてきています・・・。人生で最も充実してあるべき時期を介護に充てねばならぬというのは社会の損失でもありますね。

追い打ちをかけるようにこの国では、病院のベッドを削減して入院を出来なくする仕組みに変えつつあります。 政治も行政も貧困に向かって一直線・・・ 企業経営も親の介護を新たな視点で見ていく必要がありそうです。