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 忘年会がたけなわの季節になりました。暴飲暴食に気を付けて、風邪などひかぬようにお願いします。

 さて、トランプ大統領を支援してハッキングまでやったロシアが強気になった直後のプーチンさんの日本訪問。前回書いたブログ通りに領土なんて考えてもいないという徹底ぶり。

  大体2時間半も遅刻したりってナメてるとしか言いようがない。

   政府広報NHK以下、メディアは今にも島が戻るような期待の報道には真から呆れるおバカさんぶり。上から下まで本当にこんな国で大丈夫なんだろうか???

 安倍という人も、トランプ詣でに2億も使い今回のプーチン来日で「ロシア法に基づく北方領土の経済支援」推進では日本のビジネスマンも腰が引けるのは確実では??? 誰があんないい加減な国の法律に従いたいと思うのだろう。

 せめて、日本とロシアが罪滅ぼしとして「アイヌ共和国」という独立国でも作って支援するという枠組みでも考えた方が人道的かもしれない。

 ロシアというと寒いというイメージと「元祖・拉致国家」という負のイメージが拭えないわけです。レニングラード攻防戦でソ連に降ったドイツ兵9万人がシベリアに送られてそのほとんどが帰ることすらかなわなかった(帰国者5千人)…。日本人も酷寒のシベリアに約80万人もの人が送られて実に34万人もの日本人が骨になっている事実を消し去ることはできない。シベリアの強制収容所は負の世界遺産ともいうべきものである。

 さて、本日のお題は「誰にでもわかるグローバリズム」について。

 グローバリズムが格差を生むと以前ブログでも書いていましたが、わかりやすく書いてみたいと思います。

 この日本で、例えばメイドイン・ジャパンの靴を作っている職人さんがいたとします。

 一足作って5千円で小売りされる靴を作り、その職人さんの年収が400万円であったとします。

 そこで、大手の靴メーカーは考えるのです。日本で作る同じ品質のものを海外で作れないか?  当たり前ですよね。

 当然のこと、中国で製作が開始されます。 中国人の雇用は貧しい人を3人くらいは豊かに出来るわけで、メーカーも儲かるわけですからグローバリズムはメデタシメデタシということになります。ここまでは誰でも判る話です。もちろん、日本の靴屋さんは収入を失い失業・廃業の憂き目にあいます。それでも経済学的には3人が得をして1人が悲しい思いをするということは是であるということになります。

 ところが、生産性を追求するということは世界に最適な生産場所を選ぶということであり・・・ありとあらゆる製品が(特に単純な製品が)世界中で作られることになります。

 すると・・・そうした世界企業というものが税金を納めなくなってしまうわけです。今年話題になった「パナマ文書」が告発したのは象徴的な話でもありますね。

 日本で作られなくなった靴屋さんは廃業して生活保護を受けることになりますが、その原資である税金を企業が納めなくなってしまう現象が、実はグローバリズムの最大の負の問題です。

 (日本の財界は消費税をもっと上げてもイイと言うのを知っていますか???  何故ならば、トヨタ自動車をはじめとして輸出企業は消費税相当分を数千億という単位で還元してもらうような仕組みが出来ているからです、これは明らかに輸出支援税制で国民が辛くても俺たちには関係ないという論理です)

 こうした現象が実はアメリカをはじめとして世界の先進国で深刻事態になってきて財政を苦しめています。例えば韓国の経済は深刻さを増していますが、この財閥企業たちは既に韓国の企業とも言えないグローバル企業になっていて・・・税金が落ちない国に福祉はあり得ないわけです。

 ものづくりの基盤や職人さんが居なくなってしまう日本を想像してみてください。グローバル企業が雇用できる人の数なんて実は小さいものでしかないのです。働く人がどんどん少なくなっていくと当然ながら格差が拡大するわけですね・・・。

 グローバル化する大企業の社員とその給与体系だけを取り入れた公務員だけが格差の上位に立ち、中間層が没落して下流が膨れ上がる現在の先進国。

 グローバル大企業は日本の経団連を筆頭にして政府与党に莫大な献金をして政治を捻じ曲げて税金逃れをする結果、取りやすい庶民が苦しむ構図も世界共通の問題と言えるでしょう。

 韓国が陥った経済悪循環の最大の問題はアメリカとの間に締結されたFTAであったわけですが。私たちも韓国みたいになりたくなければ、賢くなりたいものですね。